【離乳食初期】離乳食を食べない原因と対処法

子育て

~~概要~~

離乳食初期に離乳食を食べてくれない、とお困りの方も多いかと思います。本記事は、離乳食を食べてくれない原因とその対処法について解説します。

離乳食を食べない原因

離乳食を食べない時に考えられる原因は主に以下の4つが考えられます。

  1. 初めての離乳食の味や食感に戸惑う
  2. スプーンの感触に戸惑う
  3. 母乳やミルクでお腹がいっぱい
  4. 眠くて機嫌が悪い

それでは、それぞれについて簡単に説明します。

初めての離乳食の味や食感に戸惑う

母乳やミルクしか飲んでこなかった赤ちゃんにとって、離乳食は得体の知れない物です。

しかも、味を感じる器官である「味蕾(みらい)」が大人よりも赤ちゃんの方が多く、味に敏感であるため、より好き嫌いがはっきり出ます。

赤ちゃんが初めての味、初めての食感である離乳食に拒否反応を示すのは無理もありません。

スプーンの感触に戸惑う

赤ちゃんによってはスプーンの感触が嫌だったり、スプーンが大きすぎて口に入りづらい時に不快感を示す時があります。

母乳やミルクでお腹がいっぱい

母乳やミルクをあげた後すぐに離乳食をあげると、お腹がいっぱいで中々食べてくれません。

眠くて機嫌が悪い

個人差があるかもしれませんが、眠いと機嫌が悪くてグズグズになり、離乳食を食べてくれないことがあります。

うちの子は特にその傾向が強く、眠い時はあまり離乳食を食べてくれず、しばらく泣き叫んだあと指を吸って寝始めます。

離乳食を食べない時の対処法

それでは、離乳食を食べない時の対処法についてご紹介します。まだ試したことがない方法があればぜひ試してみてください。

フルーツをあげてみる

この方法は、うちで一番効果があった方法です。

うちの場合は離乳食の準備を始めるだけで泣いていましたが、 バナナを離乳食に取り入れることで、バナナだけでなく野菜や魚も食べてくれるようになりました。

ネットでもフルーツによって食べてくれるようになったという意見があるので試す価値アリだと思います。

ただ、フルーツをあげるにあたって以下の2点には気を付けてください。

  • アレルギーが出る場合があるので、まずは1さじからあげる
  • フルーツは農薬が使われていることが多いため、なるべく有機・無農薬のものを使用する。

バナナやリンゴはアレルギー表示推奨食品であり、アレルギーを発症する可能性があります。

↓のページでアレルギー食品であるかどうかを確認して、アレルギー食品である場合は特に慎重にあげるよう気をつけて下さい。

これだけチェックすれば大丈夫! 離乳食で気をつける食品リスト
はじめての離乳食ではどの食品が大丈夫でどの食品がNGか分からないですよね?この記事では離乳食で気をつける食品となぜ気をつける必要があるかの理由、いつ頃からあげていいのかについて解説しています。

また、フルーツは農薬が多く使用される傾向にあります。

例えばイチゴに関しては、あらゆる野菜・果物のなかで最も農薬が使用されている食材です。

近年、農薬と発達障害の関係が明らかになりつつあるので、できれば避けたいですよね。

したがって、フルーツは可能な限り有機・無農薬のものを使用することをお勧めします。

農薬に関しては、↓で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

妊娠中の食事・離乳食は無農薬野菜を使用した方がいい? 農薬と発達障害の関係
妊娠中の食事や離乳食は極力無農薬野菜を使用することをおすすめします。その理由を、農薬と発達障害の関係について紹介しながら解説します。また、家計にもやさしい農薬の影響を減らす方法についても紹介します。

昆布だしを使ってみる

皆さん離乳食を作る際、お水でペースト状にしたりのばしたりしてますよね?

このお水の代わりに昆布だしを使ってみてください。

というのも、昆布だしに含まれてる「グルタミン酸」は、母乳にも含まれており、赤ちゃんにとって親しみやすい味になるようです。

昆布だしはアレルギー食品でもありませんし、塩や砂糖のように赤ちゃんの体に負担にもならないので離乳食初期からあげちゃって大丈夫です。

しかも、昆布だしは意外に簡単に作れます。

~昆布だしの取り方~

  1. 昆布の表面を固く絞ったふきん等でふく
  2. 鍋に1と水を入れ、30分ほどつけておく
  3. 弱火で加熱し、沸騰直前(泡が出てきたら)で昆布を取り出す
  4. 再加熱し、沸騰させる(臭みとり)

御覧のように意外と簡単です。

また、一度に大量に作って冷凍しておけば3週間程度はもつので、作り置きしておけば大して負担にもならないかと思います。

ぜひ試してみてください。

スプーンの材質や大きさを変えてみる

スプーンを選ぶ上で考慮すべきは、材質大きさです。

材質は、大きく分けて、シリコン、プラスチック、木、金属、陶器がありますが、なるべく口当たりが優しいものということでシリコン製や木製のものをお勧めします

大きさは、スプーン先端が赤ちゃんの口の半分程度のものを選ぶようにしましょう。

離乳食をあげる時間帯を調整する

離乳食を食べてくれない原因に、「母乳やミルクでお腹がいっぱい」と「眠くて機嫌が悪い」がありました。

これは、以下のポイントに気を付けて離乳食をあげる時間帯を調整することで解決できます。

  • 授乳から1.5時間以上は空けるようにする
  • 起きてから3時間ほど経つと眠くなることが多いので、なるべく起きてから2時間以内に離乳食をあげる
  • 眠そうにした場合は一度軽く寝かせてもOK

離乳食を食べない原因と対処法のまとめ

  • 初めての離乳食の味や食感に戸惑う
  • スプーンの感触に戸惑う
  • 母乳やミルクでお腹がいっぱい
  • 眠くて機嫌が悪い
  • フルーツをあげてみる
  • 昆布だしを使ってみる
  • スプーンの材質や大きさを変えてみる
  • 離乳食をあげる時間帯を調整する

赤ちゃんによって好みは全然違うので、いろいろと試行錯誤する必要があります。

その際に、本記事の対処法をぜひ参考にしてみてください。

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