男児用水着の裏地メッシュが危険という記事を見たのですが本当でしょうか?
どのメーカーの水着だったら安全でしょうか?
本記事ではこのような疑問にお答えします。
男児用水着の裏地メッシュは危険!?
国民生活センターによると、「水着のインナーのメッシュ生地に、陰茎部の皮膚が挟まり取れなくなり病院へ搬送された」という事例がいくつか報告されているようです。
2020年8月に実際に起きた事例を見てみましょう。
海水浴に行ったときに、海水パンツのインナーのメッシュ生地に男児の陰茎部の皮膚が挟まり、海水パンツが脱げなくなってしまった。医療機関を受診し、後遺症は残らないが通院の必要があると診断された。(2020年8月発生、6歳男児)
国民生活センター 男児用水着のインナー生地を確認しましょう
何とも痛々しい事故ですよね。
このような事故を防ぐためにも、我々保護者がインナーにメッシュ生地が使用された水着を子どもに着させないように気をつけなくてはいけません。
安全な男児用水着とは
子どもの皮膚は伸縮性があるので、メッシュのような小さい隙間であっても皮膚が挟まってしまい、このような事故が起きてしまいます。
したがって、ぱっと見で穴が開いているとわかるメッシュ生地のインナーがついてる水着は危険です。
そこで、安全な男児用水着として、ぱっと見で穴が開いていると分からないメッシュ生地、もしくは、ニット生地をお勧めします。
安全を考えるのであればニット生地がベストです。
何歳までがメッシュ生地だと危険なのか
国民生活センターからの報告では、具体的に何歳までインナーにメッシュ生地の水着をはかない方がいいのかについては記載されていませんでした。
そこで、国民生活センターと日本小児学会で報告されている事例から、実際にメッシュ生地により負傷した男児の年齢を抽出してみたところ、3歳~8歳の子の報告がありました。
したがって、少なくとも3歳~8歳の子に対してはインナーがメッシュ生地の水着を避けた方がいいかと思います。
心配であれば、中学生まではメッシュ生地を避けた方が無難かと思います。
どこのメーカーの水着が安くて安全?
実店舗ではメッシュ生地の販売はかなり減っているようですが、ネットショッピングではいまだにメッシュ生地の男児用水着が多く売られているので注意が必要です。
なるべく安くて、かつ、安全な生地を使用しているメーカーを私なりに調査したのでご紹介したいと思います。
安くて、かつ、メッシュ生地ではない安全な水着は以下の2つのメーカーです。
- 西松屋
- GU
それでは、これらの水着をいくつか紹介したいと思います。
西松屋の男児用水着
西松屋の男児用水着は多くがメッシュ生地ですが、どれもぱっと見では穴が開いているとは分からないほど細かい生地なので問題ないかと思います。
値段としては、安くて1000円弱、高くて約1400円~1800円くらいです。
やはり、西松屋は安いですね。
西松屋に売っている男児用水着をいくつか紹介したいと思います。
GUの男児用水着
GUの水着も穴が小さいメッシュ生地もしくはニット生地であるため安全な水着と言えます。
西松屋に比べると種類が少ないですが、おすすめメーカーの一つです。
楽天、Amazonでは売られていないため、公式オンラインページから購入する必要があります(公式ページ)。
まとめ
国民生活センターによると、「水着のインナーのメッシュ生地に、陰茎部の皮膚が挟まり取れなくなり病院へ搬送された」という事例がいくつか報告されています。
安全な男児用水着としては、ぱっと見で穴が開いていると分からないメッシュ生地、もしくは、ニット生地をお勧めします。
メッシュ生地を避けた方がいい年齢は、国民生活センターからは具体的に指定されていませんが、過去の事例から考えると少なくとも3歳~8歳の子に対してはインナーがメッシュ生地の水着を避けた方がいいかと思います。
安全でコスパのいい水着は、以下2つのメーカーがお勧めです。
- 西松屋
- GU
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