子育てが忙しく少しでも家事を時短したいのですが、食洗機は時短になりますか?
もし時短になるのであれば、食洗機を選ぶ基準やおすすめの機種を教えていただけると助かります。
本記事ではこのような疑問にお答えします。
食洗機は子育てに役立つ時短家電
食洗機が時短になるかどうかですが、結論から申し上げますと、
間違いなく時短になります。
私の家庭でも食洗機を購入して2年ほど使用していますが、食器洗いの負担が大幅に減ってかなり時短になりました。
多少値は張りますが、値段以上の働きはしてくれると思います。
それでは、具体的に食洗機のメリット、デメリットを解説し、そのあと、食洗機を選ぶ基準とおすすめ食洗機をご紹介します。
食洗機のメリット
食洗機のメリットは以下の4つです。
- 食器洗いがほったらかしで時短できる
- 乾燥までやってくれる
- 手洗いよりも節水(らしいが、あまり実感できない?)
- 手洗いよりも清潔(機種にもよる)
それでは、それぞれについて解説します。
食器洗いがほったらかしで時短できる
当たり前っちゃ当たり前ですが、食洗機を使えば食器洗いをほったらかしできるので時短できます。
食洗機の具体的な使用手順は、以下の通りです。
食洗機が詰まるといけないので最初に固形物などをさっと水で落とす必要がありますが、あとは食洗機に入れて、洗剤入れてボタンを押すだけです。
実際に使ってみると間違いなく時短になるのを実感できますし、精神的な負担もかなり軽減されます。
乾燥までやってくれる
ほとんどの食洗機には乾燥機能がついているので、いちいち食器を拭く手間が省けます。
乾燥のモードによって差はありますが、しっかり乾燥すれば水滴が1滴も残らないくらいがっつり乾燥してくれます。
なので、食洗機をかけたらずっと放置していても問題ありませんし、出かけちゃっても大丈夫です。
手洗いよりも節水(らしいが、あまり実感できない?)
食洗機は、少ない水を庫内にためて、噴水のように循環して洗浄するので手洗いよりも節水できるらしいです。
例えば、Panasonic製の食洗機の説明では、手洗いの1/6の水で洗えるようです。
ただし、先ほど解説したように食洗機に入れる前には固形物などをさっと水で洗う必要があります。
おそらくですが、この分の水は計算に入っていないと思われるので、実際のところどのくらい節水なのかは定かではありません。
ちなみに、実際に食洗機を購入する前と後で水道代を比較しましたが、うちの場合はあまり変わりませんでした。
手洗いよりも清潔(機種にもよる)
機種にもよりますが、中には、50℃や80℃のお湯で洗浄できるものがあり、洗浄と一緒に除菌もできます。
これは子育て家庭には嬉しい機能だと思います。
赤ちゃんが使用する食器に菌がついていたら嫌ですからね。
また、例えば、ほ乳瓶の消毒にも使えるようです。
ただし、配置の仕方によって除菌の効果が異なるので、気になる方は食洗機でなく専用の器具で除菌することが推奨されています。
食洗機のデメリット
食洗機のデメリット以下の4つです。
- スペースをとる
- 食洗機本体以外に初期費用がかかる
- 洗浄・乾燥の時間が意外と長い
- 食洗機に入りきらない食器は手洗いする必要がある
それでは、それぞれについて解説します。
スペースをとる
食洗機は想像以上に大きいのでかなりスペースをとります。
例えば、Panasonicのレギュラータイプ(5人用)の場合、寸法は550mm×344mm×598mmもあります。
この大きさのものをシンク周りに設置する必要があるので置き場所には結構困ります。
食洗機本体以外に初期費用がかかる
食洗機を導入するにあたって、食洗機本体の他に以下の3つの費用がかかります。
- 分岐水栓(必須)
- 設置費用(自分でやればかからない)
- 食洗機置台費用(設置スペースがない場合に必要)
分岐水栓とは、今使用している蛇口から水の出口をもう一つ作るための部品です。
これがないと、食洗機内に水を入れて洗浄することができないのでこちらは必須アイテムです。
また、分岐水栓を取り付けて食洗機を使える状態にしてもらうための設置費用として5000円~1万円かかります。
もちろん、この設置費用は自分でやればかかりません。(慣れてないと少し大変かも)
さらには、キッチン周りに食洗機を置くスペースがない場合にも、追加で置台を設置すれば置けるケースがあります。こちらは5000円くらいです。
したがって、安くて5000円くらい、高くて2万5000円くらいの初期費用がかかります。
洗浄・乾燥の時間が意外と長い
メーカーにもよりますが、洗浄と乾燥に結構時間がかかります。
例えば、Panasonic製の食洗機の場合、標準モードで洗浄に1時間弱、乾燥に1時間弱の時間がかかります。
その間は食洗機に入れた食器は使えないので、包丁とかまな板を入れていたら洗浄・乾燥が終わるまでは料理ができません。
食洗機に入りきらない食器は手洗いする必要がある
状況にもよりますが、食器や調理器具が食洗機に入りきらないことがあるので、その時は手洗いする必要があります。
うちは現在3人家族ですが、フライパンと大きい鍋を同時に使用した時とかは一度に入りきらないので、どちらからを手洗いしています。
まあそれでも、全て手洗いするよりも圧倒的に時短にはなりますが。
食洗機を選ぶ基準
食洗機を選ぶ基準ですが、子育て家庭には以下の2点が重要な基準となります。
- 容量が大きいものを選ぶ(5人分入る容量)
- 高温洗浄できるもの
子育て家庭にとって容量はめちゃくちゃ重要です。
食洗機の大きさは、1~3人用と5人用の2つに大別されますが、できれば5人用を購入したほうがいいです。
うちは3人家族で、5人用の食洗機を使用していますが、正直5人用でも足りないくらいです。
また、高温洗浄機能がついていると除菌できるので赤ちゃんがいるご家庭にはあると安心かと思います。
子育て家庭におすすめな食洗機
では、子育て家庭におすすめな食洗機をご紹介します。
といっても、先ほどの食洗機を選ぶ基準で説明した項目を満たす食洗機はPanasonic製のレギュラータイプの食洗機しかありません。
他のメーカーの食洗機は基本的に1~3人用なので子育て家庭には向きません。
2020年9月現在のPanasonic製レギュラータイプの最新機種は、以下の6種類です。
- NP-TZ300
- NP-TZ200
- NP-TH4
- NP-TH3
- NP-TA4
- NP-TA3
それぞれ微妙に機能が違うのですが、以下の表に主な違いをまとめたので参考にしてみてください。
個人的には高温すすぎ機能があればいいと思っているので、一番廉価なNP-TA3でも十分かと思います。
まとめ
食洗機は、食器洗いをほったらかしにできて間違いなく時短になるので子育て家庭におすすめです。
食洗機のメリットは以下の4つです。
- 食器洗いがほったらかしで時短できる
- 乾燥までやってくれる
- 手洗いよりも節水(らしいが、あまり実感できない?)
- 手洗いよりも清潔(機種にもよる)
食洗機のデメリットは以下の4つです。
- スペースをとる
- 食洗機本体以外に初期費用がかかる
- 洗浄・乾燥の時間が意外と長い
- 食洗機に入りきらない食器は手洗いする必要がある
食洗機を選ぶ基準ですが、子育て家庭には以下の2点が重要な基準となります。
- 容量が大きいものを選ぶ(5人分入る容量)
- 高温洗浄できるもの
子育て家庭には容量が大きく高温での除菌が可能なPanasonic製のレギュラータイプの食洗機をおすすめします。
2020年9月現在のPanasonic製レギュラータイプの最新機種は、以下の6種類です。
個人的には高温すすぎ機能があればいいと思っているので、一番廉価なNP-TA3でも十分かと思います。
コメント