家族が感染してからでは手遅れ
新型コロナは、大人だと20%くらいの方が、子どもでも10%くらいの子が重症化し、最悪の場合、死に至ります。
現在、致死率は1~2%程度とされていますが、これは決して低い値ではありません。
そして、怖いのはこれだけではありません。
新型コロナの潜伏期間は中央値で5日程度とされていますが、シンガポールの研究で、この潜伏期間でも感染を広げる可能性があることが分かりました。
つまり、家族が感染してからどうこうしようにも手遅れなんです!
例えば、サラリーマンである夫が感染したときには、大切な我が子や愛する妻にすでに感染している可能性があるんです。
想像したら怖くなりませんか?
このような状況にならないためにも、事前に備えることが重要となります。
本記事では、研究者の私と元看護師の妻がいろいろと調べたうえで現在実際に行っている新型コロナの予防法について紹介します。
今からできる新型コロナの予防法
今からできる新型コロナの予防法として以下の6つをご紹介します。
- 共用タオルを使うのではなくペーパータオルを使用する
- 歯磨き粉、洗顔料は分けて使用し、歯ブラシの置き位置も別にする
- 家でもマスクをつける
- 外出するときはマスクと帽子をつけて出かける
- 外から帰ってたら、よく手洗い・うがいをし洋服を着替える
- 寝床を別にする
それでは、それぞれについて簡単に説明します。
共用タオルを使うのではなくペーパータオルを使用する
共用の手拭きタオルではなく、ペーパータオルを使用することで接触感染のリスクを抑えることが可能です。
共用のタオルを使用されているご家庭も多いと思いますが、もし感染している方が洗浄を十分行わずにその共用タオルを使用した場合、タオルにウイルスが付着し、後でそれを使用した人が感染してしまう可能性があります。
したがって、できる限りペーパータオルを使用して、タオルの共用を避けた方が無難です。
ペーパータオルはドラッグストアでも買えますし、以下のようにネットでも購入可能です。
歯磨き粉、洗顔料は分けて使用し、歯ブラシの置き位置も別にする
歯磨き粉、洗顔料も同じものを使用していると感染するリスクがあります。
少しやりすぎかもしれませんが、歯磨き粉や歯ブラシは直接使用者の唾液が付着するものですし、洗顔料も顔に塗るものなので同じものを使用していれば鼻や口から感染する可能性は0ではないと考えています。
なお、歯ブラシに関してですが、我が家では、妻の歯ブラシは歯ブラシ置き、私の歯ブラシは旅行用の小さい歯ブラシケースに入れています。
家でもマスクをつける
我が家の場合、私が仕事で出勤せざるをえないため、外出するときはもちろん、家にいるときも私はマスクをつけるようにしています。
理由はもちろん、飛沫感染を防ぐためです。
妻や子どもとは家で喋る機会も多いので、もし私が感染していたら、高い確率で感染させてしまいます。
ちなみに、毎日使用していたらマスクがなくなってしまうので、私は妻特製の布マスクを使用しています。
外出するときはマスクと帽子をつけて出かける
買い物等で外出する場合、予防のためにマスクと帽子をつけて出かけています。
一般的に、マスクは感染者がつけることで咳やクシャミによってウイルスが飛散するのを防ぐ効果があるとされています。
一方で、N95という医療用のマスクでない限り予防の効果はあまりないとされています。
しかし、感染者の飛沫が鼻や口周りに直接付着するのを防いだり、汚染された手で不用意に鼻や口を触るのを物理的に防ぐという意味では多少の予防効果があると私は考えています。
したがって、出かけるときはなるべくマスクをつけるようにしています。
また、帽子ですが、髪の毛にウイルスが付着するのを防ぐ効果があります。
もし、帰宅した後に、子どもがウイルスの付着した髪の毛を触ったら接触感染してしまうかもしれません。
なので、帽子をかぶるか、帰宅した後に軽くシャワーで流すことをお勧めします。
外から帰ってきたら、よく手洗い・うがいをし洋服を着替える
新型コロナで特に多いのが接触感染とされているため、外出したら手洗いとうがいは必須です。
特に手洗いはかなり重要で、念入りに1~2分かけて手を洗うようにしましょう。
手の洗い方は、厚労省のこちらのページが分かりやすいので参考にしてみてください。
また、先ほどの髪の毛と同様、衣服にもウイルスが付着している可能性が十分にあります。
洗濯物が増えて大変ですが、帰宅したら、なるべく着替えるようにしましょう。
寝床を別にする
我が家では、私だけ別の部屋で寝るようにしています。
理由は、いわゆる3つの密を回避し、エアロゾルを介した感染を防ぐためです。
3つの密とは「密閉空間」「密集場所」「密接場面」のことであり、この3つが重なる状況では、空気中を浮遊するエアロゾルを介した感染が生じる可能性があるようです。
この空気中を浮遊するエアロゾルは、とても微小であるため通常のマスクでは防ぐのが難しいと考えられます。
そして、寝室はこの3つの密が重なる状況であり感染のリスクが高いと私は考えています。
したがって、仕事で外出しなければならず最も感染リスクの高い私は、別室で寝るようにしています。
まとめ
おさらいですが、今からできる新型コロナの予防法として以下の6つをご紹介しました。
- 共用タオルを使うのではなくペーパータオルを使用する
- 歯磨き粉、洗顔料は分けて使用し、歯ブラシの置き位置も別にする
- 家でもマスクをつける
- 外出するときはマスクと帽子をつけて出かける
- 外から帰ってたら、よく手洗い・うがいをし洋服を着替える
- 寝床を別にする
これらの予防法はあくまで我が家で考え実行している方法です。
したがって、これらは参考程度にとどめて、ご自分の家庭状況にあった予防法をとられることをお勧めします。
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