子どもの教育資金を貯めたいんだけど、学資保険って入った方がいいの?
そういう疑問を持っている方も多いかと思います。
答えを先に言ってしまうと、ケースバイケースです!
学資保険のメリット・デメリット、必要性をきちんと理解して、必要に応じて加入するようにしましょう。
学資保険とは?
一言で言うと、教育資金を貯めるための貯蓄型の保険のことです。
毎月一定額を保険料として支払うことで、加入時に決めたタイミングで保険金を受け取ることができます。
返戻金の高い保険にすれば、支払った額よりも少し多い保険金を受け取れます。
しかも、保険期間中に契約者が亡くなった場合は、それ以降の保険料の支払いが免除となり、一方で保障はそのまま継続され、契約満期日に100%の学資金を受け取ることができます。
学資保険のメリットとデメリット
それでは学資保険のメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット
- 貯蓄が苦手な人でも貯蓄できる
- 返戻率が100%よりも多い保険にすれば、支払った額よりも少し多い金額を受け取れる
- 契約者が不慮の事故等で亡くなった場合は、毎月の支払いが免除され、かつ、100%の保険金を受け取れる
- 保険料支払い期間中は生命保険料控除の対象となるため所得税、住民税を少なくすることができる
デメリット
- 途中で解約すると元本割れになる可能性がある
- 利率は契約時の利率で固定のため、インフレで物価が上昇した場合でも受け取る金額が変わらない(インフレリスク)
- 保険会社が倒産した場合は、支払った金額の満額を受け取れない可能性がある
- 返戻率が低い (高いものでも107%程度)
学資保険って必要?
さて、メリット・デメリットをご理解いただいたところで学資保険の必要性について考えていきます。
といっても、先ほども書いた通りケースバイケースです。
貯蓄が苦手で、強制的に貯金をしたい人は学資保険をおすすめします。途中でおろすと損をするのでおろしにくくなりますし、返戻率が高い保険を選べばただ単に銀行で貯金するよりも少し儲かります。
一方で、資産を運用して少しでも増やしたい場合はあまり学資保険をおすすめできません。学資保険のデメリットにも書きましたが返戻率が低いので、そこまで大きなプラスにはなりません。例えば、返戻率が107%の場合、20年かけて200万円を納めても214万しか受け取れません。まあほとんどリスクなくお金が増えるのでこれでもアリという人は学資保険を始めたらいいと思います。
一方で、多少リスクを負ってでもお金を増やしたい場合は投資信託をおすすめします。
投資信託の始め方はこちら↓
コメント